Complexity
/kəmˈpleksəti/
複雑さ、込み入っていること、複雑性
源流
ひとつのものが、いくつもの要素や関係を抱え込み、全体がすぐには見通せない状態。
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要素 + 相互作用 + 見通しにくさ = 複雑性
深層理解
Complexity は、単に「難しい」というより、要素が多く、関係が絡み合い、全体像を一目でつかめない状態を指します。中心にあるのは「量」ではなく「相互作用」です。部品が多いだけではなく、その部品同士が影響し合うために、振る舞いが予測しにくくなるところにこの語の本質があります。
日常語では「複雑さ」として、話や事情、感情、人間関係などの込み入った状態を表します。たとえば a complexity in the case のように、単なる障害ではなく、整理しきれない多層的な事情を示します。
学術・専門分野では、Complexity はより強い意味を持ちます。複雑系科学、情報理論、経済学、AI などで使われ、単純な足し算では説明できないふるまいを扱う語です。ここでは「複雑」は「雑多」ではなく、秩序と偶然が同時に働く状態として理解されます。
この語は、ネガティブにもポジティブにも振れます。面倒で扱いにくいという面もあれば、単純化できない豊かさや奥行き、洗練を示すこともあります。したがって complexity は、ただの厄介さではなく、世界が単純な図式では割り切れないことを示す知的な語でもあります。
関連語との違いでは、complication は「面倒な障害やややこしい追加要因」に寄りやすく、complexity はもっと広く、構造そのものの複雑さを指します。つまり complication は途中で増えた厄介事、complexity は最初から内在する込み入った構造、という違いで捉えると理解しやすいです。