Gram-negative
/ɡræm ˈnɛɡətɪv/
グラム陰性
源流
細菌を染色するグラム染色法で、紫色に染まらず赤色に見える細菌群。
Image
細胞壁の薄さ + 外膜の存在 = グラム陰性
深層理解
グラム陰性菌は、細胞壁が薄く、その外側に外膜(リポ多糖を含む)を持つ。この構造が染色結果を決定づけ、医療や微生物学において細菌の分類と治療法選択の鍵となる。
「グラム陰性」という言葉は、単なる染色の結果を超え、抗生物質耐性、病原性、エンドトキシン産生といった重要な特性を内包する。例えば、大腸菌やサルモネラ菌などが該当し、多くの感染症の原因となる。
現代では、グラム陰性菌は院内感染や多剤耐性菌の問題で注目され、公衆衛生や創薬の分野で頻繁に登場する概念だ。