The Word Soul

Mutton

/ˈmʌtən/

羊肉、特に成羊の肉

源流

Mutton: 牧場で育った羊が、食卓にのる濃い味の肉になる。

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羊 + 成熟 + 濃い風味 = mutton

深層理解

mutton の核心は、単なる「羊肉」ではなく、成熟した羊の肉という感覚です。英語では若い羊の肉は lamb、成羊の肉は mutton と区別されます。つまり mutton には、lamb の柔らかさ・軽さに対して、濃さ、重さ、野性味、成熟感が含まれます。

語源的には、古フランス語 mouton「羊・羊肉」に由来し、さらにラテン語系の語と関係するとされます。英語ではノルマン征服後、動物を育てる側の英語系語彙 sheep と、食卓に出る肉を表すフランス語系語彙 mutton が分かれて定着しました。これは beef/cow, pork/pig と同じ構造です。

現代英語で mutton は料理・食文化の語です。例えば mutton curry「マトンカレー」、roast mutton「ローストマトン」のように使われます。特にインド料理、中東料理、中央アジア料理などでは、mutton は香辛料に負けない力強い肉として扱われます。

比喩的には有名な表現 mutton dressed as lamb があります。直訳は「子羊のように着飾った成羊」で、主に人について、年齢や実体に合わない若作りを皮肉る表現です。ここでも mutton は「成熟したもの」、lamb は「若さ」の象徴として機能しています。

覚えるべき感覚は、mutton は「羊」という動物名ではなく、成熟・食材・濃厚な風味の語だということです。sheep は生きている羊、lamb は若い羊またはその肉、mutton は成羊の肉。この三角関係を押さえると、単語の輪郭が一気に明確になります。

一言で言えば

Mutton reminds us that maturity has a flavor tenderness can never imitate.

マトンは教えてくれる。成熟には、柔らかさだけでは決してまねできない味わいがある。