Rarity
/ˈrerəti/
希少性、珍しさ、珍品
源流
Rarity: ありふれた群れの中に、ほとんど見つからない一つだけのものが光っている画面。
Image
少なさ + 見つけにくさ + 価値の上昇 = 希少性
深層理解
Rarity の核心は、単に「数が少ない」ことではなく、少ないからこそ注意・欲望・価値が集中する状態です。語源的には rare「まばらな、珍しい」に -ity「性質」がついた語で、「まばらである性質」が出発点です。
現代英語では、rarity は二つの方向で使われます。一つは抽象的な 希少性、つまり diamonds are valued for their rarity「ダイヤは希少性ゆえに価値がある」のような用法。もう一つは具体的な 珍しいもの・珍品、たとえば This book is a rarity「この本は珍品だ」のような用法です。
Rarity は scarcity「不足」と似ていますが、感触が違います。scarcity は水・食料・資源などが足りないという 欠乏の圧力を感じさせます。一方 rarity は、美術品・才能・機会・現象などに使われ、珍しいから目立つ、価値が生まれるというニュアンスを持ちます。
また rarity は、人間の性質にも使えます。Honesty is a rarity these days. と言えば、「正直さは今では珍しい」という意味ですが、そこには単なる統計ではなく、失われつつある価値へのため息が含まれます。
この語の深層には、世界の価値は量だけで決まらず、出会いにくさによっても強く変わる、という感覚があります。rarity は「少ないもの」を指す語であると同時に、「少ないからこそ記憶に残るもの」を指す語です。