Responsible
責任がある、信頼できる、原因である
源流
Responsible の最も物理的な原画は、誰かの呼びかけに対して、逃げずにこちらを向いて答える人である。
Image
呼びかけ + 応答 + 引き受け = 責任
深層理解
Responsible は、語源的には response(応答)と深くつながる語です。核心は「重荷を背負う」こと以前に、まず 呼ばれたときに応答できる状態 にあります。つまり責任とは、外から来た問い・期待・結果に対して「自分は関係ない」と消えるのではなく、そこに立ち戻って答える力です。
現代英語では大きく三つの方向に広がります。第一に 義務・役割を負う という意味です。be responsible for a project は「そのプロジェクトを任されている」であり、単なる作業者ではなく、結果まで見届ける人を指します。
第二に 信頼できる・分別がある という性格評価です。a responsible adult は「責任を持つ大人」というより、感情や欲望だけで動かず、行動の結果を予測し、他者への影響を考えられる人です。ここでは responsible は moral maturity、つまり精神的成熟を表します。
第三に 原因である という意味です。The storm was responsible for the damage. のように、人だけでなく物事にも使えます。この場合の responsible は「道徳的に悪い」という意味ではなく、ある結果を生んだ 原因の所在 を示します。
Responsible の深い感覚は、freedom(自由)と対になっています。自由とは何でもできることではなく、自分の選択が生む結果に 応答する覚悟 を持つことです。だから responsible は、社会・仕事・家庭・倫理・科学的因果のすべてを貫く、「結果と自分を切り離さない」という姿勢を表す語です。