Choice
選択、選ぶこと、選択肢、よりすぐりのもの
源流
Choice の最も物理的な原像は、目の前に並んだ複数のものの中から、手を伸ばして一つを取り上げる場面です。
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複数の可能性 + 判断 + 取り上げる行為 = 選択
深層理解
Choice は単なる「選択」ではなく、可能性の分岐点で自分の意志を形にする行為です。そこには「どれを取るか」だけでなく、「どれを取らないか」も含まれます。つまり choice は、自由であると同時に、切り捨ての痛みを伴う言葉です。
語源的には、古フランス語 choisir「選ぶ」に由来するとされ、さらにゲルマン系の語と関係がある可能性が指摘されます。中心イメージは一貫して、複数の中から価値あるものを見分けて選び出すことです。
現代英語では choice は名詞として「選択」「選択肢」「選ばれたもの」を表します。make a choice は「選択をする」、have no choice は「選択の余地がない」、a difficult choice は「難しい選択」です。ここで重要なのは、choice がしばしば 責任 と結びつくことです。選んだ瞬間、その結果を引き受ける立場に立つからです。
choice はまた形容詞的に「上等な」「えり抜きの」という意味でも使われます。choice meat なら「上質な肉」、choice words なら文脈により「厳選された言葉」または皮肉的に「きつい言葉」です。ここでも根にあるのは、ただ存在するものではなく、選び抜かれた価値です。
類語との違いでは、option は「選べる可能性・選択肢」そのもの、selection は「選ぶ過程」や「選ばれた集合」、decision は「迷いを断ち切る決定」です。choice はその中間で、自由・好み・価値判断・責任が同時に響く、非常に人間的な語です。