The Word Soul

Discriminating

/dɪˈskrɪmɪneɪtɪŋ/

識別力のある、目の肥えた;差別的な

源流

混ざったものの間に一本の線を引き、違いを見分けて別々に分ける画面。

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違いを見る + 境界を引く + 判断する = 識別する/差別する

深層理解

Discriminating の核は、ただ「違う」と感じることではなく、微細な差異を見抜いて判断する力です。語源的にはラテン語系の「分ける・区別する」という感覚につながり、もともとは価値判断以前の、かなり物理的な「分離」のイメージを持っています。

良い意味では、a discriminating reader, a discriminating palate のように、目が肥えている・舌が肥えている・本質を見抜けるという意味になります。大量の選択肢の中から、表面的な派手さではなく、質・差・ニュアンスを読み取れる人を指します。

一方で悪い意味では、discriminating policies のように、不公平に区別する・差別的なという意味になります。ここでは「違いを見分ける力」が、倫理を失って「人を不当に分ける線」になっています。

つまりこの単語の深層には、知性と危険が同居しています。差異を見抜くことは美的判断や専門性の源になりますが、その差異に不当な価値を貼りつけると差別になります。Discriminating は、区別は知性にもなり、偏見にもなるという二面性を持つ語です。

現代英語では、文脈が非常に重要です。人の趣味・鑑賞眼・判断力に使えば褒め言葉になりやすく、法律・雇用・社会制度・待遇に使えば否定的に「差別的な」という意味になりやすいです。

一言で言えば

To be discriminating is to see the line clearly; to be just is to know when not to draw it.

識別力とは線をはっきり見ることだが、公正さとはその線を引くべきでない時を知ることである。