Opera
/ˈɑːpərə/
オペラ、歌劇、壮大な総合芸術
源流
Opera: 舞台の上で、歌・演技・音楽・衣装・物語が一つの「作品」として動き出す光景。
Image
声 + 物語 + 舞台 + 音楽 = 感情を建築する芸術
深層理解
Opera はイタリア語 opera「作品・労作」に由来し、さらにラテン語 opus「仕事・作品」と関係します。つまり語の芯にあるのは、単なる「歌」ではなく、複数の力を結集して作られた大きな作品という感覚です。
現代の opera は主に「オペラ・歌劇」を指します。ここでは人間の声がただ美しく響くのではなく、物語を背負い、感情を運び、運命を叫ぶために使われます。会話で説明できる感情を、歌によって何倍にも拡大する芸術です。
Opera の本質は、音楽・文学・演劇・美術・衣装・照明が一体化する総合芸術にあります。一つ一つの要素は別々でも、舞台上ではすべてが同じ感情の方向へ流れ込みます。だから opera は「歌の劇」ではなく、感情を巨大化する装置と言えます。
また opera には、しばしば日常を超えたスケールがあります。愛、嫉妬、死、権力、犠牲、救済など、人間の極端な感情が扱われます。普通なら小声で言うことを、opera では全身で、オーケストラとともに世界へ放つのです。
英語では the opera「オペラというジャンル・上演」、an opera「一つの歌劇作品」、opera house「歌劇場」、soap opera「連続メロドラマ」のように使われます。特に soap opera は、感情の起伏が激しく長く続く物語を指し、opera の持つ劇的で大げさな感情表現が比喩的に残っています。