The Word Soul

Possess

/pəˈzes/

所有する、持っている、(性質・能力を)備えている、(感情・霊などが)取りつく

源流

Possess: 何かを自分の手の中に握り込み、外へ逃がさず支配している画面。

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内側に持つ + 支配する + 手放さない = 所有・保有・取りつき

深層理解

Possess の核心は、単なる「持つ」ではなく、自分の領域の内側に置き、支配が及んでいるという感覚です。have が日常的な「ある・持っている」なら、possess はより硬く、深く、所有権・能力・性質・精神状態まで含む言葉です。

語源的にはラテン語 possidere(占有する、支配する)に由来し、そこには「座ってその場所を押さえる」「占める」というニュアンスがあるとされます。つまり possess は、物を手に持つだけでなく、場所・権利・力・性質を占めるという発想につながります。

現代英語では、物理的な所有だけでなく、抽象的な特徴にも使います。たとえば possess talent は「才能を持つ」、possess knowledge は「知識を備えている」。ここでは才能や知識が、その人の内部に根づいていて、必要なときに働くものとして見られています。

さらに possess には「感情や悪霊が人を支配する」という意味もあります。be possessed by fear は「恐怖に取りつかれている」。この用法では、主体が何かを持っているのではなく、逆に何かに自分が持たれている状態になります。ここが possess の面白い反転です。

名詞 possession は「所有物」「所有」「占有」、形容詞 possessive は「独占欲の強い」「所有を示す」。つまり possess の世界では、持つことは中立ではありません。持つ者は支配し、持たれる者は縛られる。所有と執着の境界を感じさせる単語です。

一言で言えば

To possess something is to draw it into your world; to be possessed by it is to lose the world within yourself.

何かを所有するとは、それを自分の世界に引き入れることだ。それに取りつかれるとは、自分の内なる世界を失うことだ。