Scripture
/ˈskrɪptʃər/
聖書;(特に)聖典、経典
源流
文字として書き記された神聖な言葉が、人から人へと受け継がれていく光景。
Image
書かれた言葉 + 神聖性 + 受け継ぎ = 経典
深層理解
Scripture は、単なる「書かれた文章」ではなく、宗教的権威を持つ書物を指す語です。特にキリスト教では、The Scripture / the Scriptures で「聖書」や「聖書全体」を意味します。ここで大事なのは、文字があること自体ではなく、共同体がそれを神聖で規範的なものとして読む点です。
語源的には「書く」を表すラテン語系の script- に結びつき、もともとは「書かれたもの」という感覚が中心です。ただし現代英語では、どんな文書でも scripture とは言いません。特定の信仰において権威づけられた書物に限って使うのが基本です。
用法上は大文字の Scripture と複数形の Scriptures に注意が必要です。前者は「聖書」「聖典」という集合的な響きがあり、後者は「聖書の諸書」「聖書本文」を指すことが多いです。一般の本や脚本を指す script とは別語感で、神聖さ・権威・伝統が核にあります。
比喩的には、scripture は「時代を超えて人を縛り、また支える言葉」の象徴として働きます。つまり、書かれたから強いのではなく、強いものとして書き留められたという逆転の感覚が重要です。