Times
/taɪmz/
時代、回数、倍、状況、(新聞名などで)タイムズ
源流
Times: 太陽の動きや鐘の響きによって、同じ出来事が何度も区切られて数えられる画面。
Image
区切り + 反復 + 比較 = 「時代・回数・倍」
深層理解
Times は time の複数形だが、単に「時間がたくさんある」という意味ではない。核心にあるのは、流れるものを区切って数える感覚である。ひとつの time は「一点・一回・ひと区切り」であり、times はそれが複数になったもの、つまり「何度も」「いくつもの時期」「複数の状況」を表す。
「three times」は「3回」だけでなく、比較の文脈では「3倍」になる。これは、同じ単位を重ねて数えるという発想から来ている。one time, two times, three times と積み上げると、回数にも倍率にもなる。したがって times は、時間語でありながら、数学語にもなる。
「hard times」「modern times」「ancient times」の times は、個々の瞬間ではなく、人間が経験する時代の空気を指す。ここでの times は、時計の針ではなく、社会・生活・価値観を包む「状況の束」である。日本語の「時世」「ご時世」に近い。
新聞名の The Times のように使われると、times は「その時代を映すもの」という含みを持つ。つまり times は、出来事そのものではなく、出来事を成立させる時代背景を読む語でもある。
注意点として、time は不可算の「時間」になることもあるが、times は基本的に数えられる「回」「時期」「時勢」に寄る。抽象的な流れをそのまま言うなら time、区切られた経験や時代として見るなら times である。